ヘアカラー
ヘアカラーの種類【中野coma_ヘアカラー】
投稿日:2023年01月13日(金) 17時44分54秒
こんにちは。中野の美容室comaのスタイリストです。
ジメジメしたり晴れたり振り回されますが、そんな時は髪を切って染めてしまいましょう。
さて、カラーにもたくさん種類があるし、インスタなどでよく見る
ブリーチなしヘアカラー【中野comaヘアカラー】
という言葉、ブリーチしないでこれできるならこれにしたい!
と意気揚々美容室に行き、「これは今の状態ではできないですねぇ。」と言われたご経験がある方は多いのではないでしょうか。
私も何度もこんな感じのセリフを言っております。
じゃあどれならできるってんだい!ってなりますよね
3つのカラーリングでご説明したいと思います。
ブリーチなしのカラーについては何度も書いておりますが、
beforeがどのような状態なのかが大きく関係してきます。
・黒髪バージン毛(カラーをしていない状態)なのか、
・カラーを繰り返していて明るく退色してしまっている状態なのか
・白髪染めの蓄積による暗さ、又は色味が残留しているのか
あげればまだたくさんのbefore状態があるのですが、
1番多くいらっしゃるのが2つめの「カラーを繰り返していて明るく退色してしまっている」パターンの方。
この退色具合が明るいほど、ブリーチをしている状態に近い明るさにはなっているので
1回のカラーでも多少の透明感のあるカラーになりやすいです。
さてお次は、よく見るブリーチしてないのにこの透明感はなんで?明るくてきれいなのはなんで?
のブリーチなしカラーと呼ばれる2種類めのご説明をします。
これは、ブリーチのように一度明るくしてからカラーをする工程なのですが、
ライトナーという薬剤を使って、二回工程で染めるいわゆるダブルカラーをします。
ブリーチとライトナーの違い【中野comaヘアカラー】
ライトナー:脱色剤・髪のメラニン色素を分解して明るくする
ブリーチ:脱染剤・髪のメラニン色素と今までカラーをして残留している染料もがっつり分解して明るくする
ブリーチの方が分解するパワーが強いので、明るくなりますし、嫌な残留も残しにくいです
ブリーチは大体16LV以上、ライトナーは14LV程度に留まります
ブリーチは黄色~回数を重ねると白に近づいていきます。
ライトナーは赤味が残るのでオレンジになることが多いです。

希望の色が、ブリーチしないまでも、明るさは必要なときに、無駄にブリーチをすることなく、ダメージもなるべく抑えることができます。(もちろんダメージはあります)

実際にこちらはライトナーでダブルカラーをして、グレージュにしました。
before状態は赤味を感じる10LVほどの明るさのブラウンでした。
グレー系は特にブリーチ必須なイメージが強く、もっと白っぽいグレーはやはりブリーチが必要にはなります。

こちらもライトナーでダブルカラーしたピンクブラウンです。
3cmほど伸びた根元、中間は8Lvほどのブラウン、毛先は11Lvほどまで抜けた状態でした。
ピンク系はグレーなど寒色系と違って、多少オレンジ味が残っていてもやりやすいカラーにはなります。
ライトナーでのダブルカラーはブリーチほどの時間もかからず、ムラにもなりにくいのでおすすめです。
続きまして、
ブリーチで可能になるカラー【中野comaヘアカラー】
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このイヤリングカラー部分です。
このくらいの明度と鮮やかな色は、ブリーチである程度まで黄色っぽく抜けた状態でピンクを投入します。

このイヤリングカラー部分のパープル
青味をこの明るさで感じられるところまでいく場合はブリーチが必要になります。
パープルには赤味に寄っているか青味に寄っているか、ピンクパープルのような色なのか、
パープルの中でもブリーチが必要か、必要じゃないかも結構変わってきますのでご相談を。