美容

指先の乾燥を防ぐには?

投稿日:2024年01月08日(月) 21時48分54秒

皆さん、こんにちは!中野美容室のcomaです(^_^)。
気温差が激しい毎日が続いていますが
皆さんはいかがお過ごしですか?
私は休日に、お出かけをした際に寒いと思って温かい格好をして出た矢先
ほぼ日中はお仕事で外にでないためこんなにも温かい日差しがあるのか!とびっくりしてしまいました。
暑がりな私にとってはもうあっつい!となってしまい、上着なんていらない!なんて感じました。
もう少し安定した気候になってほしいなと思います。
だんだんと寒い時期が近づいてきました。
夏が終わったかと思えば秋を通り越して冬を感じられるほどの気候になったなと感じます。
そんな時期になると、乾燥対策がとても大切になってきます。
特に指先の乾燥に悩まされることはありませんか?
どれだけ保湿をしてもぶり返してしまうカサカサ…
そんな乾燥を少しでも潤いを保てるようにどんな対策があるのかご紹介したいと思います。
ー乾燥で起こる現象とはー
皮膚にはバリア機能があり、外部からの刺激などを防ぐ効果があります。
乾燥してしまうことでそのバリア機能が低下してしまいダメージを受けやすくなってしまいます。
・ひびやアカギレ
ひび割れやアカギレは一番なりがちな症状にあげられるのではないでしょうか。
柔軟性が失われることでなりやすく、ひび割れが悪化してしまったのがアカギレとなります。
少しなにかに当たるだけでも痛みをともなうことも。
・手湿疹
外部からの刺激の影響でかゆみや腫れなどがともなうことがあります。
湿疹が起きやすいのは、水仕事などの手を頻繁に使う方に多くみられます。
症状がひどく悪化してしまうと水疱ができて潰れてしまったり、皮膚が剥けてしまう場合もあります。
・アレルギー性の皮膚の炎症
アレルギーが原因で起きる炎症です。
原因にあげられるものとしては、植物やゴム性の物、洗剤などになります。
バリア機能が低下してしまうことで、アレルゲンが侵入しやすくそこから炎症が起きてしまいます。
ー原因は何があるの?ー
日常生活で食器洗いやお掃除で水またはお湯を使う場面が多くあります。
それが積み重なることで、同時に皮脂が流されているので水分保持機能が保たれず乾燥を引き起こします。
調理師や美容師などが水場をよく使用するので、手荒れしやすい職業です。
それ以外にもあげられる原因は、手の洗い過ぎでも起きます。
手洗いをすることは生きている中でとても大事なことではありますが、気にしすぎて洗ってしまいがちになるのは、感染予防には繋がったとしても
別の理由で悪影響を生んでしまいます。
洗いすぎてしまうことで、必要な皮脂まで洗い流してしまい常に乾燥した状態になってしまいます。
その後に、自然乾燥やハンド用ドライヤーで乾かすと水分が一緒になって蒸発されるので潤いも失われてしまうのです。
今のご時世、コロナが流行り始めアルコール消毒がいたるところに出現し始めました。
そのアルコール消毒も乾燥の原因になります。
ウイルス対策に効果的でも、ウイルスを取り除いてくれると同時に皮脂膜まで失われてしまいます。
基本的には、時間が経てば皮脂膜は回復されると言われていますがアルコール消毒を頻繁に行うことで
回復ができないのです。
お客様の中でも、アルコール消毒のせいで手荒れがひどくなったり、使用することができなくなったとお話を聞くことが多々あります。
そして、摩擦でも乾燥してしまうのです。
例えば、紙類をずっと触っていたりすると指先がカサカサしてしまいビニール袋などが開けにくいの経験をしたことはありませんか?
摩擦で皮膚が傷ついてしまうとバリア機能が低下してしまうことで油分がなくなり、切れやすくなったりビニールなども開けにくくなります。
ー手や肌の乾燥対策に繋がる洗い方ー
・お湯ではなく常温のお水で洗う
・低刺激性の洗浄剤の石鹸で洗う
汚れや細菌が気になると言ってゴシゴシと洗ってしまいがちですよね。
摩擦で表面を傷つけてしまうので泡で包み込むようにして洗うのがいいです。
最後は、泡が残らないようにしっかり流すことが大切です。
ー乾燥対策で心がけることー
・ハンドクリームなどて保湿をする
ワセリンやシアバター配合のものがおすすめ!
・室内の乾燥を気にかける
・手洗う時など熱いお湯を使わない
お風呂の時もなるべく40°以下のお湯に設定するのがおすすめで、寒い!と感じる場合はお湯の温度をあげるのではなく浴室内を温めることが大事!
・水仕事をするときは手袋を使用する
・生活習慣を見直す
心がけることとしてはこの5つが大切です!
ここまで手の乾燥についてご紹介しました。
私自身もよくやってしまいがちなことだらけで
驚いてしまいました。
いいと思っていたことが逆効果なことに気づけました。
とても乾燥肌持ちなので、最近では食器などを洗う際に手袋を使うなどして工夫をしています。
些細なことであってもそれが積み重なることで状態がよくなることもあります。
なので少しずつ試していき、潤いのある肌を保ちましょう!