ヘアカラー

ブリーチなしの透明感カラー【中野coma_ヘアカラー】

投稿日:2024年01月06日(土) 08時48分01秒

こんにちは。
中野の美容室comaです。
 
少しずつですが過ごしやすい気温になりつつあります。
私は暑いのが苦手なので早くもっと涼しくなってほしいです。
 
今回はカラーについてお話していきます。
カラーは本当に色んなデザインがあります。デザインによって使う薬等は違ってきます。
例えばブリーチを使ってハイライトをして立体感をだしたり、インナーカラーをいれたり。もちろんブリーチせずにカラーを楽しむ事も出来ます。最近はよくSNSで【ブリーチなし】という言葉を見かけます。
ブリーチをすると理想により近いカラーに出来る可能性が一気に上がりますが、髪の毛への負担も大きいです。
ブリーチをせずに理想のカラーに出来たらいいなと思いますよね。私も長年ブリーチをしてきたので髪の毛のダメ―ジは中々なものです、、、。
 

ブリーチなしでできる明るさ【中野coma_ヘアカラー】

そもそもブリーチってどんな事が髪の毛の中で起こっていると思いますか?
ブリーチ=髪の毛を明るくすること
とされています。
 
髪の毛表面のキューティクルや内部のコルテックスは無色透明です。メラニン色素が髪の毛を黒くしています。このメラニン色素が少ないとブラウンやブロンドにような髪色になります。白髪はそのメラニン色素がほとんど無い状態と言えます。
ブリーチとは、髪の毛表面のキューティクルを柔らかくし、成分が髪の毛内部に浸透しやすくするとともに、髪の毛の仲中のメラニンを分解します。分解する力を弱い目にすると黒色からブラウンに。逆に強めにするとライトブラウンやブロンドになります。
ブリーチをすると色の幅が一気に広がります。その代わり、髪の毛に対してもダメ―ジと退色が早くというデメリットがあります。
 
ブリーチをしないで明るくする事も出来ます。
特別保存版】みんな知りたい!ブリーチ1回でできるカラー見本 |コラム 美容室 NYNY 三宮駅前店 吉敷  航一|ヘアサロン・美容院|ニューヨークニューヨーク
出典:美容室NYNY
 
上記の写真は髪の毛の明るさをレベルで表したものになります。
日本人の平均的な髪色のレベルは5~6と言われています。ブリーチを使うと14以上の明るさにする事が出来ます。ブリーチを使わないで明るくすると、明るくなりやすい人で13レベル位には明るくする事が出来ます。(個人の髪質にもよりますが)明るくなりにくい人だと10,11レベルになります。
ブリーチを使わずに明るくした場合、もう一度上から色味が濃い色を入れるとブリーチをしていないのに透明感がでるカラーにする事が出来るんです。これはカラーを2回する場合。(ダブルカラー)
1回の場合もあります。(元の髪質が明るくなりやすい人は1回のカラーでも透明感をだせる場合もあります。)
 

ブリーチなし透明感カラー【中野coma_ヘアカラー】

・ブリーチなしのアッシュカラー
このモデルさんはもともと髪の毛が明るくなりやすい髪質の人です。そして毎日アイロンなどを使うので毛先の方がすでにかなり明るい状態でした。
なので、根元と毛先で明るさの差がありました。希望としては根元の方も毛先くらい明るくしたいけどブリーチなしがいい!でした。
 
 
根元の方は毛先よりも赤みを少し感じたので、濃いめのアッシュを入れました。
綺麗に透明感がでて本人も喜んでいました!
 
 
・ブリーチなしのダークカラー
このモデルさんも髪質が明るくなりやすい人でした。
根元には白髪がチラホラ。でもブリーチはしたくない。そして暗いけど透明感が欲しい!という希望でした。
 
 
ファッションカラーでも白髪は染まるので濃いめのブルーの色で全体を染めました。暗いけど光に当たると綺麗な透明感がでてくれます。
 
 
・ブリーチなしのオリーブカラー
少し赤みが強い髪質の人です。
オリーブはみどり色なので、赤色を打ち消してくれます。根本から毛先にかけて色の濃さを、濃→ちょい濃い→薄目と調整してカラーをしました。
 
 
綺麗に赤みが消えて透明感抜群のオリーブカラーになりました!
 
 
・ブリーチなしチェリーピンク
寒色と違って暖色はいろがきれいに出やすいです。なぜなら、もともと日本人の髪色は赤がたくさん入っているので馴染みやすいんです。さらに赤に赤を重ねるので色持ちもいいです!
明るくて暖色がいい。という希望でした。
 
 
赤はやっぱりブリーチをしなくても分かりやすくでてくれますね。この色よりももっとはっきりした色にするのであればブリーチは必須になります。
 
ここまででいかがでしたでしょうか(^^♪
ブリーチをしなくてもこのくらいカラーは楽しめるんです!もちろんブリーチが悪いという訳ではありません。今の髪の毛の状態と希望の色でなにが1番髪の毛に負担をかけすイメージに近づけるかが大事になります。
 
あくまでもこれは例にすぎないので、今後もぜひ新しいカラーに挑戦してみて下さい!!
最後まで読んで頂きありがとうございます☆