ヘアケア

熱ダメージは怖い【中野coma_ヘアケア_トリートメント】

投稿日:2024年01月06日(土) 08時54分59秒

みなさんこんにちは!中野の美容室comaです⭐︎

ブログを見ていただきありがとうございます!
今年ももう3か月も経ちましたね。時間が過ぎるのがとても早くて驚いています。
今回は熱がどれだけ髪の毛に影響を与えてしまうかについてお話しようと思います。
 

熱が加わる瞬間

髪の毛はタンパク質でできています。わかりやすく例えると、生卵と同じなんです。
卵はフライパンで熱を加えると固くなり目玉焼きになります。
髪の毛も一緒で熱を加えると固くなります。
 
ちなみに一度タンパク変性した髪の毛は元には戻りません。
タンパク変性すると髪の毛が固くなりゴワツキの原因にもなります。
 
特に女性の方はヘアアイロンを使う事が多いと思います。
そのアイロンの熱ダメージが毎日続くとバサバサの髪の毛になってしまいます。

熱以外の乾燥でも髪の毛は傷んでしまいます。
うろこ状に重なって、髪表面を覆っているキューティクルは髪のツヤ感や手触りに大きく関わっており、キューティクルが剥がれたり傷んだりすると枝毛や切れ毛の要因にもなります。
このキューティクルは、コテやアイロンによるスタイリングはもちろん日常的なドライヤーやブラッシングでも剥がれたり傷ついたりする、とってもデリケートな存在なんです。
 

ヘアアイロンの温度の目安

  • 硬毛・バージンヘア:180~190℃
  • 普通の毛質:170~180℃
  • 軟毛・ダメージ毛:160~170℃
  • ハイダメージ毛150℃
がオススメです!(髪質によって個人差はあります)毎日のスタイリングでコテやアイロンは欠かせません。
なので、定期的に、内部補修のトリートメントをすることが大事になります。
 
あとは、最低限のことを気をつけることが大事です!
  1. 同じ場所を長時間あてない
  2. 巻く時は必ず100%乾いている状態
  3. 巻く前に、オイルトリートメントなどで保護してあげる
などです!
毎日の積み重ねになるので、意識してみてください。
 
そして、
130℃以下でスタイリングした方が、髪に優しいのは事実です。
が!!!

コテやアイロンを髪の毛に当てたとき、コテやアイロンの発熱部分は冷えた髪に熱を奪われるため、約50℃ほど温度が下がります。

そのため極端に低温でスタイリングした場合カールやストレートがつきにくく、
同じ毛束に何度も・じっくりとコテ・アイロンを通すこととなり髪の毛へ過度に摩擦や熱を与えてしまい、
結果的にダメージに繋がる恐れもあります。
 
さらに、低温でスタイリングすることで朝から夜までキープされない巻き髪・ストレートヘアになってしまうこともあります。
少し高めの温度・短時間でカールやストレートを作る方が、仕上がりはもちろん、髪の傷みも少なく済みます。
 
自分の髪質に合った温度を見つけるだけではなく、髪にやさしいアイロンを使うのもおすすめです!!!

アイロンをする前につけるヘアケアのポイント

髪の毛へのダメージを考え、コテ・アイロン前にアウトバストリートメントや、ヘアオイルを塗っている方も少なくないと思います。
 
しかし、水分が多く、髪をしっとりさせるタイプのアウトバストリートメントの場合、濡れ髪・湿り髪に、コテやアイロンを使うこととなります。
髪が濡れているとき、髪の表面にある「キューティクル」が水分によって柔らかくなっており、タオルでゴシゴシするだけでも傷ついたり剥がれたりすることがあります。
 
また、「タンパク質の熱ダメージ」は髪の毛が濡れていると、約60℃ぐらいから始まってしまいます。
そのため、濡れた髪の毛・湿った髪の毛にコテやアイロンを使った場合は、髪の毛の表面にあるキューティクルを摩擦や熱による乾燥で痛めつけ、髪の毛内部に埋まらない空洞(ダメージ)を作ることとなります。

水分が多い・髪の毛をしっとりさせるタイプの、アウトバストリートメントを使用した場合はドライヤーできちんと乾かしてから、コテ・アイロンを使ってください。
毎日の積み重ねが髪の毛に影響するので意識してアイロンなどを使うようにしましょう!