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【意外と知られていない!】毎日のヘアケアで気をつけたい基本の習慣|中野の完全個室美容室kaos
投稿日:2025年09月19日(金) 17時54分19秒
こんにちは。中野の完全個室美容室kaosの湯田かおりです。
9月も後半、かなり涼しい日が増えてきており、ありがたい気持ちと、少し寂しい気持ちもあります。
さて、日常たくさんのお客様と接していて、美容師の私たちにとっては“当たり前”なことでも、お客様にとっては意外と知られていないことがあったりします。
ひとつの髪のや頭皮のお悩みに対して、改めてお客様の生活習慣を聞いてみると、「なるほど!だからここがこうなって大変だったんだ!そりゃそうですわ!」と私側は思っても、お客様には当たり前にやってしまっていることだったりします。
逆に、私はパソコンを普段ほとんど使わないため、とても苦手なのですが、
パソコンを使い慣れている方々が私のパソコンの状態を見たら「この人は何がしたいんだ?」という使い方をしていると思います。
意味わからんとこに意味わからんデスクトップとか2つブラウザがあったりとか。
それと同じで、人によってそれぞれ知っている当たり前があり、他人にとっては「知らないこと」です。
今回は、ご存知の方は再確認、ご存知ない方はぜひ取り入れていただきたい、毎日のちょっとした習慣で髪のツヤ・まとまり・扱いやすさを大きく左右する、意外と知られていなかったりするポイントをお伝えしていきます。
朝・昼・夜に分けてそれぞれのヘアケア習慣 を詳しく解説します。
朝:寝癖とクセは“根元”からリセット
朝起きてすぐ、髪型バッチリきれーい!という方はなかなかいらっしゃらないと思います。
朝シャワーを浴びる方、アイロンで直される方、さまざまです。
私は前髪のクセが少しありますが、前日のお風呂上がりはとりあえず乾かすのみでパッカパカに割れたまま寝て、翌日顔を洗うときに前髪も一緒に濡らし、しっかり下ろして乾かしています。
前髪が割れるお悩みがある方多いと思いますが、アイロンで頑張ろうとしていませんか?
意外と濡らして乾かすだけで解決できるかもしれません!
寝癖は毛先ではなく根元から
「毛先を直せば大丈夫」と思いがちですが、寝癖の多くの原因は 枕で押しつぶされた根元の向き。根元が曲がったままでは、いくら毛先を整えてもすぐ戻ってしまいます。
特にショートやボブなど短いスタイルの方は根元から直すことが重要です。
一度、根元を水で濡らしてからドライヤーで乾かしてみてください。
割れてしまう方は割れてしまう方向と逆に髪を引っ張りながら熱くない程度に根元に温風を当ててみてください。
これだけでアイロンの出番が減り、ダメージも軽減できる可能性もあります。
クセも根元から始まる
寝癖以外に、湿気で広がるクセやうねりも、実は根元からの影響が大きいんです。
毛先だけにアイロンを当てても解決しないのはスタート地点がすでに曲がっているからです。
くせっ毛さんは、アイロンをする場合、根元から中間を整えてから毛先に向かいましょう。
それでも改善しない、そんなことしてる時間はない!という場合は、縮毛矯正など、薬剤の力を借りることもひとつの方法です。
朝の準備時間が格段に変わります。
昼:汗・湿度はスタイルの大敵
日中は朝頑張ったスタイリングをいかに保つかが重要です。
なぜ崩れるのか
汗や湿度で髪型が戻ってしまうのは髪を濡らしていることとあまり変わりがありません。
日中ヘアスタイルがもたない!というお声をよく聞きますが、正直夏場などは特に、この2つにはなかなか勝てないところもあります。
対策
- スタイリング剤で固める
- アレンジでカバー
- 持ち運び用アイロンなど
“髪質が悪いから崩れる”のではなく、 誰でも起こる現象ですので、ご自身に合った対策をすることが大切です。
夜:お風呂〜寝ている間
夜はその日の汚れをしっかり落とすこと、落とした上で栄養を補給すること、ちゃんと乾かすことなど重要なことがたくさんあります。
ぜひご自身の習慣を思い出してみてください。
予洗いで7割の汚れは落ちる
最初にお湯で髪が濡れればいいと思っていませんか?
もちろん濡らすのが大前提ですが、シャンプー前に1〜2分お湯で流すと、汚れや皮脂がかなり落ちます。
泡立ちも良くなり、いつもよりシャンプー剤を余分に使わなくてもいつも通り泡立ったりします。
まずはお湯洗いに時間をかけてみましょう。
お湯の温度が高いほど洗浄力がある
お湯の温度は高い方が汚れや皮脂を洗う力は強いのですが、同時にカラーなど色落ちの原因にもなります。
38〜40度前後で洗うとヘアカラーなど薬剤の効果も長持ちします。
ご自身の髪の状態や、汚れ具合などによって、温度も調節してみましょう。
髪同士をこすり合わせない
髪同士ゴシゴシこするのはNG。摩擦でキューティクルが剥がれ、枝毛や切れ毛の原因になります。
髪の毛自体は、予洗いとシャンプーの泡を軽く揉み込んで流してあげることで十分汚れは落ちていきます。
地肌は指の腹やシャンプーブラシでマッサージするように洗うのが◎
トリートメントは毛先からつける
トリートメントやリンス、コンディショナーなどは、頭皮用の製品でない限りは髪の毛に必要なもので、地肌にはあまりつかない方が◎
毛先から中間に揉み込み、目の荒いコームなどで浸透させ、根元にボリュームが出やすい方は、手に余ったものを少しつけるくらいにしましょう。
タオルドライはこすらず水分オフ
お風呂上がり、無意識にゴシゴシしていませんか?
濡れた髪はとてもデリケートで摩擦でダメージを受けやすい状態です。
タオルで頭を包み、地肌は抑えてぎゅっ、髪の毛はぽんぽんと軽く叩くように水分を取るのが大切です。
洗い流さないトリートメントは基本濡れた髪に
基本はドライヤーをかける前、タオルドライ後の濡れている髪につけます。
濡れている状態はキューティクルが開いており、栄養が入りやすく、その後のドライヤーの熱ダメージなどからも守ってくれたり、翌朝のまとまりや指通りも格段に良くなります。
数種類お持ちの場合は、ミスト→ミルク→オイルの順番につけていきましょう。
こちらも毛先〜中間をメインにつけましょう。
髪は絶対に乾かして寝る
ほとんどの方が髪は乾かしてから寝ていらっしゃるとは思いますが、たまには「自然乾燥でもいいかな」と思っている方もいらっしゃいます。
まず濡れた髪はキューティクルが開いているのでダメージを受けやすく、クセもそのままの形で残ります。
頭皮も生乾きの状態なので、臭いの原因になります。
夜に洗ったお洋服を濡れたままクシャッとその辺に投げて朝を迎えたら、どうなるか想像がつきますよね。
髪にも同じことが起きています。
お風呂上がり、すぐには乾かせない!という方は少し時間が空いても良いのでちゃんと乾かしてから寝るようにしましょう。
ドライヤーの仕上げは冷風で
ドライヤーの冷風は暑い時に使うのもいいですが、髪を温風で乾かした最後に冷風を根元から毛先まで当てる とキューティクルが引き締まり、ツヤとまとまりが長持ちします。
寝ている間も汗をかく
人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかきます。
湿気で髪がうねったり、朝のまとまりが悪くなるのはそのせいでもあります。
ねぐせはつくもの
前日どんなにきれいに乾かしても、寝相や寝方、枕で押されればねぐせはつきます。
前述した朝のクセ対策にも繋がりますが、朝のねぐせ直しを前提に考えておく方が現実的です。
よく、パーマや縮毛矯正をかければ朝そのままで出かけられる!と思っている方がいらっしゃいますが、最低限のケアやスタイリングは必要になります。
まとめ
- 朝は根元を濡らして乾かす → ねぐせやクセ直しの近道
- 昼は湿気対策 → スタイリング剤やアレンジを味方に
- 夜は予洗い・摩擦レス・タオルぽんぽん → ダメージを最小限に
- 就寝前は必ず乾かす → 自然乾燥はNG
- 仕上げは冷風 → ツヤと持続力が大きく変
美容室に来るのは月に一度でも、毎日の習慣は365日。だからこそ、この小さな積み重ねが“未来の髪”を守ります。
中野の完全個室美容室kaosでは、「生活習慣に合わせたヘアケアアドバイス」も大切にしています。
ぜひご相談ください。
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