美容室でのひとときがちょっと楽しくなる裏話

美容室でのひとときがちょっと楽しくなる裏話

こんにちは、中野美容室kaosの湯田かおりです。

世の中色々なお仕事があり、それぞれその職業の方にしかわからない秘密や裏話、あるあるなどがあると思います。

私は美容師の社会しかほとんど経験がなく、逆に社会で当たり前のことの知識があまりなかったりします(ボーナスとか、フレックス制とか、聞き慣れないので一度時が止まります。)

美容師はある程度特殊な世界だとも思いますし、華やかに見える世界ですが実はとても地味な面も多々あります。

今回は意外と知らない美容師の基本的な秘密や、あるある、気をつけていることなど、普段あえて言うこともないけど、「美容室のひとときがちょっと楽しくなる裏話」をこっそりお伝えしますね！

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美容師のハサミの持ち方

みなさんは何かを切るときのハサミに使う指、親指は確定かと思いますが、あと一本は何指を使いますか？大体は中指や、大きいハサミは全指バージョンもありますよね。

さて、美容師のハサミはこんな感じなのですが

一本は親指ですが、もう一本は何指でしょーうか！！！

正解は薬指！！

小指ではないにしても、薬指かい！って思いますよね！

ハサミには動刃と静刃があり、親指が担当するのが動刃であり、こちらしか動かさず、薬指の仕事は特にありません。

親指もずっぽりと入れると細かい動きができないため、ほとんど穴には入っていません。

手首をキュッと外側に向けるため、手の角度が「く」の字になり、割とキモめな形になります。

最初は慣れないので、ハサミ開閉の素振りみたいなのをよくさせられたものです(させられたって言ってるあたりがダメ)

ご来店の際、ぜひご覧になってみてくださいね。

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「左利きですか？」と聞かれる美容師あるある

カット中に「左利きですか？」と聞かれたことのある美容師、多いと思います。私も10回ほどはあります、ガッツリ右利きです。

鏡越しに見えると利き手が逆に映るため、そう思われることがあるんですよね。実際に左利きの美容師ももちろんいますが、ハサミだけ右にしている美容師さんもいらっしゃいます。

美容師に関係ないですが、当たり前に右利きで生きてきたので何の不自由もなかったのですが、左利きの方は駅の改札のピ！だったり、スープとかカレーとか入れる時の尖ったおたまみたいなのが逆らしいです。

色々なものに目を向けると、ドアノブとか電卓とか、右利きが生きやすい世の中であることに気が付きました。

個人的には左利きカッコいい！とかまだ思っちゃうタイプなのですが。

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朝は髪大爆発で出勤している美容師あるある

美容師はみんな髪がキレイ、バッチリ仕上がってる！とお思いかと思います。

服を買いに行って、ダサいファッションの店員さんに接客されても買う気は起きませんよね。

そんなことはなかなかないのですが、美容師も一緒だと思っていて、ダサい髪型のパッサパサな美容師に、スタイリングどうこう、トリートメントどうこう言われても説得力がないですよね、、

ただ、美容師も朝からキマってる人間はいませんし、大抵は大爆発で出勤し、お店でスタイリングをすることが多いです。

なにせ、道具や環境が備わっていますので笑

こちら、私のリアル朝のスタイリング前です

直毛なので寝起きとしてはマシな方だとは思いますが、ファサファサしておりますね。

ちなみに顔もここから作りますのでクロミさんに隠していただきました。

最近は内巻きが多めなのでこんな感じに仕上がります

私はやりませんが、男性の美容師などはシャンプー台で濡らして寝癖を取るスタッフが大体です

雨の日や夏の暑い日などはどうせビショビショになり、私のような直毛は家で巻き巻きスタイリングしても、着くまでに直毛にリセットされますので、店を利用して美容師の特権をフルに活用しています。

美容師は手荒れを全くしない人と、バキバキぐちゃぐちゃになりながら我慢している人の2種類に割とはっきり分類されている気がします。

私は断然バキバキ派で、特に手荒れで季節を感じるくらい、10月くらいからバキバキ度が増す乾燥アンテナを装備しています。

そんな私の相棒はケアリーブ！(100枚入り ¥995)

100枚入りを¥995で売ってくださるのはOSドラッグ様です(他の薬局さんだと¥1500以上します)

ちょっとお高めの絆創膏で、100枚なんてすーぐなくなるのですが、ケアリーブは指にピタッとフィットして、まるで貼っていないかのような感覚になり、動かしやすいので大好きです。

なくなると泣きます。誕プレこれでいいです。

「そんなことより絆創膏が美容師」と言われ、手荒れのせいで渾身のネイルは「そんなこと」となってしまいました。

そんな友人は私より重度のグチャグチャタイプの手荒れ美容師です。

あとは自分のシャンプーがしんどいので、トゲトゲがお風呂の相棒です。手いらずです。

ご来店の際は私の絆創膏の数でその日の乾燥度合いをチェックしてみてはいかがでしょうか(？)

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ここからは私が個人的に気をつけていることです

ご職業はこちらからは聞かない

今日のテーマになっている「職業」ですが、話したい人、話したくない人がいらっしゃいますので、こちらからお聞きすることはしないようにしています。

よっぽど聞かねば何も進まない！という場合は別ですが、職業上、カラーの明るさや、髪は結べた方がいいのか？くらいがお聞きできればそれ以上は特に必要ありません。

私はお笑いが好きなのですが、美容室をテーマにした漫才やコントを見かけます。

その時に出てくるセリフに「お仕事なにされてるんですか？」はよく出てきます

世の中の美容師はこのイメージなの、とても好きじゃないんです笑

私はなんのお仕事をされているか知らないお客様、たくさんいらっしゃいますし、特にお聞きしません。

話したくない、話しても意味がない、髪はなんでも仕事には支障ないから関係ない、理由はそれぞれです

お客様から話してくださった場合にはしっかり耳を傾けますし、髪型の話題からお仕事や趣味の話に発展することもあるし、美容師以外は私の知らない世界のことばかりなので、興味はとてもありますのでお話されたい方はドシドシお待ちしております。

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お客様の雑誌やスマホ、見ていませんし触れません

美容室で雑誌を読んだり、スマホを触っているとき、正直な話、視界には入りますが、見ていません。

仲の良いお客様だと一緒に雑誌を見てお話はしますが、基本こちらから内容に触れることはありません。

SNSなどで見かけたことがありますが、お客様が見ていたスマホの内容に、後ろから美容師が「それおもしろいですよね！」などと話しかけてきて不快な思いをされたということ。

そりゃそうですよね、「見てたの！？」と怖くなっても仕方ないです。

雑誌やスマホに集中していても、リラックスしていただけていると思っていますので、気にせず楽しんでいただきたいです。

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話したくない人が意外と話し、話したい人が意外とクールな理由

最近は来店前、事前に「あまり話したくない」「楽しく話したい」などの希望ができる美容室やマッサージ店などが多くあります。

そこで経験するのが、実際にご来店された話したくないを選んだ方が意外と明るく話してくださったり、逆に楽しく話したい！のお客様がクールだったりすることです。

なんの気なしに選んでいることもあるのでしょうけど、結構あるあるです。

kaosは個室マンツーマン美容室なので、どちらももちろんウェルカムなのですが、あまり話したくなくて個室を探してきてくださった方が意外とお話ししてくださることは多々あります。

この場合は話しやすい環境ができていると感じられるのでとても嬉しい瞬間です。

お客様にとって快適な空間であることが一番ですね。

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