サロンについて
美容室の気になるあのこと【中野美容室_kaos_ヘアカラー】
投稿日:2024年03月16日(土) 12時41分41秒
こんにちは。ナカノシェアサロンkaosの湯田かおりです!
東京の桜の開花予想は3/20頃のようです、あと1週間ほどなので楽しみです!
お客様から頂いた差し入れのスタバのカップが春らしくてとても可愛くて、つい写真を撮りました

こういう可愛いデザインの入れ物系ってなんだか捨てがたくて(さすがにこのカップは捨てましたが)
お菓子の缶とか、ブランドのショッパーとか一旦取っておいてみる、ということをしていたのですが、使った試しがなく、
それが増えたら、入れ物を入れる入れ物とか登場してしまったりするので、もう可愛いからとっとこ!の精神は捨てることとしました。
最近はひとしきり見たらちゃんと捨てるようにしています。
そうしたって物は多いんですがね、、
断捨離、身につけたいものです。
さて今回は、美容室で聞くほどでもないけど気になっておられるのでは?ということを書いてみたいと思います。
直接お客様に聞かれたりすることももちろんありますが、こちらが当たり前になってしまっていてもお客様からしたら、「これってどうなの?それって何してるの?」
ということがあると思います。
今まで実際にご質問いただいたことも上げていきますね。
美容室の気になるあのこと【中野美容室_kaos_ヘアカラー】
シャンプーなどのとき、自分で頭を上げた方がいい?
えりあしを洗ったり流したりする際、美容師がお客様の頭を持ち上げるとき、お客様側が頭をあげた方がいいのか?という疑問です。
これはご存知の方も多いと思いますが、完全に力を抜いてガッツリ美容師に任せていただいて大丈夫です。
むしろ上げないでいただいた方がやりやすいのです。
美容師がお客様の頭の重みを利用して、手でお湯が背中に流れないようにせき止めながら洗い流しているので、
上げてしまうと、手と頭の間に隙間ができてしまい、お客様の背中を汚したり濡らしたりしてしまうことがあるからです。
シャンプー時は頭皮をしっかり捉えにくくなるので、洗い残しの原因にもなります。
昔ながらのサイドシャンプー(美容師が横に立って覆い被さる形のシャカシャカするやつ)だと、シャワーに勢いがあるので、隙間が空いた瞬間、自分の顔や天井にシャワーがぶっ飛びます。
かくいう私も、遠い客席の鏡までシャワーをぶっ飛ばしたことがあります。(さすがにやりすぎ)
新人の頃は先輩の頭で練習するのですが、いくら力を抜いてもらっていても、手のせき止めがうまくいかず、先輩の背中は腰までビッシャビシャ、床には海が誕生します。
これは大抵の新人が通る道ですが、ベテランで慣れていても、隙間が空いてしまうとシャンプークロスをしていても濡れてしまうこともあるので、ぜひお客様も眠ってしまうくらいの勢いで身を任せていただけますと幸いです。
タートルネックやフード付きの服はやめた方がいい?
ご来店の際、冬場がメインですが、タートルネックやパーカーのフードなどはない方がいいかと言われると、できればYESです!
生地が柔らかく中に折り込んでしまえる素材であればほとんど支障はないです。
例えばこんな感じのボリューミーなタートルネックはお控えくださいますと幸いです!

もっこもこの可愛いのありますよね、私も持ってます。
あと、男性の分厚いパーカーのフードなど。
このタイプはまず、カットを十分にできません。
例えばこのようなボブスタイル↓

先ほどのような厚みのあるタートルネックで、えりあしをスッキリさせたいボブや、ショートなどをカットすることがかなり困難です。
あと、首周りに厚みができると、シャンプー台に寝られたときに背中がもこっとしてしまって、お客様側も寝にくい状況になります。
逆にユニクロのUVパーカーのようなペラペラなフードとかは特に問題はないです。
なかなか忘れがちであることもとっても分かりますし、こちらもできる限りの力は尽くしますが、美容室にお出かけの際、意識していただけると嬉しいです!
カラーとか流す前、シャンプー台でバシャバシャお湯かけるのは何?
カラー剤や縮毛矯正のお流しの際、お湯を溜めて何やらパシャパシャ頭にかけながらモニャモニャしているあれです。
これは「乳化」というのを行っています。
カラーにおいて、流す前に乳化を行う理由はいくつかあります。
- 白髪染めなどのベッタリ塗ってある薬剤を、水分と薬剤をなじませながら、頭皮や顔周りに色残りしないようにしっかり落とすため
- 色ムラをなじませる、退色をしにくく浸透させる
- 薬剤でpHがアルカリに傾いた髪のアルカリ量を除去しダメージを軽減する
など少し難しいですが、このような理由があり、しなくてもいいけど、した方が仕上がりが良くなる施術の一つです。
メイクをオイルでクレンジングする際も、乳化をしたほうがメイクや汚れが取れやすいのをご存知の方もいらっしゃると思いますが、これも一緒です。
お客様には見えないですが、かなり大事な工程でもあります。
カラーによっては乳化をしない方がいい場合(ハイライトなどを入れていると他の色と混ざってしまうなど)もありますが、しないにはしない理由がありますのでご心配なく!
カラーのネーミング
Instagramなど見ていると、
ショコララベンダー、ストロベリーモカ、カシスベージュ、オリーブグレー、、、、?????
カラーですか?お菓子ですか?それは何色ですか?
というようなカラーの名前がたくさんあります。

オリーブベージュ、カーキグレー、グレージュ
など見る人によって名前が変わると思います。
薬剤の名前が元々それ、というのもたま〜にあるのですが、基本は美容師がそれぞれ勝手に命名しています。
私がカラーのブログなど書くときのカラーの名前もそうです。
以前、「ピンクアッシュで!」と注文があったことがあり、カウンセリングをすると、ちょっとパープル味のあるブラウンだったのですが、
これをピンクともいうし、ピンクブラウンともいうし、パープル系ともいえるし、見る人によってはただのブラウンだったり。
名前はそれぞれなので、カウンセリングでしっかり画像などを使ってどのような色のことをおっしゃっているのかお聞きするのが大切ですよね。
美容師さんによっては得意とするカラーが決まっていて、それに特化してこだわりをもったネーミングとしている方もいらっしゃるので、確実にその色にされたいときはその美容室に行かれるのが1番な近道ですが、
お客様側はあまりネーミングにとらわれず、画像やお写真などで美容師と共有する方が、確実でオススメの伝え方になると思います!
最後に美容師がひっそり悲しい瞬間をお送りしてお別れです。
- 意気揚々とカラーを塗ろうとして手袋が破けた

そのときは突然、パーンとやってきます
新品でやると尚更悲しくなりますね。
- ホットウォーマーのスイッチ入れ忘れてた

カラーのときや、メンズさんがお顔を拭くときに使うホットタオルを温める機械です。
朝の準備段階でスイッチを入れ忘れると、ごく冷えタオルが完成しています。
いかがでしたでしょうか。
まだまだ謎多き事かと思いますが、私にとってはみなさんのお仕事もとても謎です。
もし言える秘密とかあったら教えてくださいね。笑
-
会
員- Treatment
- Color
- Cut
¥17,600
カット+カラー+多色カラー+トリートメント ¥17,600
メニュー詳細:多色カラーはハイライトやイヤリングカラーなど、部分的にブリーチやカラーチェンジをする場合にご選択ください。 ご希望のスタイルによっては時間内にできかねるものもございますので予めご了承ください。 (所要時間3時間程度 目安ですので予めご了承ください)